自律的な物件取得機会の創出
日本ロジは物流施設への豊富な投資・運用実績を積み重ねる中で、物流不動産市場関係者との強固なネットワークと、柔軟な売買手法に関するノウハウを培ってきました。
日本ロジでは物件取得においてスポンサーによる開発案件や不動産売買市場における入札案件のみに依存することなく、これらのネットワークやノウハウを活用することで自ら取得機会を創出しています。
自ら取得機会を創出することで、相対的に有利な条件で物件取得を実行し、高い収益性の確保を実現しています。
事例紹介
市川物流センターⅢ
取得経緯
2019年3月に取得。東京都心へのアクセスに優れる好立地の物件。資産運用会社による売主企業へのCRE提案により相対取引に持ち込み高利回りでの取得を実現。
取得価格 |
3,850百万円 |
想定NOI利回り |
6.6% |
白井物流センター
取得経緯
2020年7月に取得。汎用性の高い施設仕様を有する物件。 OBRのノウハウを活用したパートナー企業との協同開発案件。
取得価格 |
3,875百万円 |
想定NOI利回り |
5.4% |
- 想定NOI利回りは、テナントとの賃貸借契約をもとに資産運用会社が取得時点において独自に予想した想定NOIを前提として算出したものであり、取得後の各期の予想NOI利回りとは異なります。
OBRによる資産価値の最大化
OBR(Own Book Redevelopment)とは、日本ロジが保有する物件を自ら再開発する取り組みです。
例えば築古の平屋建の倉庫を最新スペックの4階建の物流施設に建て替えるような取り組みであり、これによって対象物件の収益性と資産価値が向上します。
J-REITの中でこうした取り組みを継続的に実施しているのは日本ロジのみであり、日本ロジの特長の一つです。
OBRの効果

OBRによる含み益の獲得


OBRの実績
大東物流センター
鑑定評価額 |
+39.0%(1.4倍) |
営業収益 |
+24.9%(1.2倍) |
年間賃料 |
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八千代物流センター
鑑定評価額 |
+368.9%(4.7倍) |
営業収益 |
+375.5%(4.8倍) |
年間賃料 |
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清須物流センター
鑑定評価額 |
+526.2%(6.3倍) |
営業収益 |
+843.2%(9.4倍) |
年間賃料 |
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春日井物流センター
鑑定評価額 |
+344.8%(4.4倍) |
営業収益 |
+454.4%(5.5倍) |
年間賃料 |
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- 鑑定評価額及び営業収益については、OBR実施前の営業期とOBR 実施後の営業期を比較しています。
戦略的な物件売却
運用期間の経過に伴い、保有物件の状況や保有物件を取り巻く市場環境には変化が生じます。日本ロジでは保有物件の将来のキャッシュフローの見通し等について定期的に検証を行い、戦略的な物件売却によってポートフォリオの質の維持・向上を図ります。
日本ロジは豊富な含み益を有しているため物件を売却する場合には売却益が発生することが期待できます。売却益が発生した場合には、投資主の皆様への還元を行います。
売却事例
船橋物流センター(2018年10月売却)
多治見物流センター(2020年3月売却)
売却価格 |
13,900百万円 |
売却益 |
5,348百万円 |